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2018 年度 実施状況報告書

Mesothelinをターゲットとした抗体治療の臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 18K15295
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛

研究代表者

永生 高広  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 外科学, 助教 (70421964)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードMesothelin / 抗体治療
研究実績の概要

1)Mesothelin発現細胞の作製:Mesothelin発現陰性細胞株にMesothelin遺伝子を高発現したものを作成した。
2)抗Mesothelin抗体の入手:当初自主作成を試みていたが、現時点でPhaseIIが終了していることから、現在企業と抗体使用に関して協議中である。
3)肝転移モデルの作成:肝転移モデルとして門脈注入モデルと脾注入モデルがありどちらでも肝転移モデルの作成が可能であることを確認した。
4)腹膜播種モデルの作成:腹膜播種モデルを作成し、Mesothelin陽性細胞株、Mesothelin陰性細胞株どちらでも腹膜播種モデルが作成可能であることを確認した。
5)Western、FACSなどの実験系の確立:抗Mesothelin抗体を用いてWesternおよびFACSなど実験系の確立を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

抗体の入手ができれば直ちに実験が開始できるように準備できた。
細胞:Mesothelin発現細胞株、Mesothelin発現陰性細胞株の選択
Mesothelin過剰発現細胞株の樹立
実験系
In vitro: Western、FACSなどの実験系の確立
In vivo : 肝転移モデル、腹膜播種モデルの確立

今後の研究の推進方策

細胞および動物を用いた抗Mesothelin抗体を用いた実験は当初の予定通りに行う。
2019年度はさらに人員が増えるので研究計画は順調に進むと思われる。

次年度使用額が生じた理由

理由 研究を実行するにあたり上記費用で十分であったため。
使用計画 次年度使用額27940円は抗体購入に使用予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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