まず、臨床研究1.加齢と生活習慣病が脳に及ぼす影響の臨床研究に関する成果について、老化により変化する脳領域と生活習慣病により変化する脳領域が重なり合うことを示した。更に、加齢・生活習慣病が、認知症で早期に障害される領域を相加的に障害することも示した。
次に、臨床研究2.脳の老化に関する新たな修正可能因子の探索については、心拍数の上昇に伴い認知症で早期に障害される領域が障害されることを示した。最後に、動物実験.加齢と生活習慣病が脳に及ぼす影響に関する機序の研究については、現在学会発表・原著論文を準備中である。
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