研究実績の概要 |
動脈硬化マーカー解析の基盤として年齢尺度のDNAマーカーを探索するため、正則性回帰モデル(elastic net)を用いたDNAメチローム解析を行った。まだ本モデルが有効かはわからないが、現在解析中である。 デモデータとして100*10000の行列を用いて、要素を0,1,2(メチル化の程度を表す)としてelastic netを行なったが、実際に年齢(行)と相関するメチル化サイト(列)を最初の100列に設定したにも関わらず、残る9900列からも年齢と相関する列が多く選ばれてしまい、nonspecificなDNAサイトも選ばれてしまうことが予想された。これを回避するために現在はbootstrapにより予め候補領域を絞り込むことを検討している。 また、年齢尺度となるDNAマーカーを探索する上で必要な解析対象の選定も行った。
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