• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

高齢者ポリファーマシーに対する減処方プロトコルの有効性:ランダム化比較試験

研究課題

研究課題/領域番号 18K15434
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

家 研也  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (20608939)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードポリファーマシー / 老年医学 / 潜在的不適切処方
研究実績の概要

2021年度は前年度までに引き続き、エントリーを継続し年度末までに当初のサンプルサイズ計算に基づく460例のエントリーを完了した。並行して、割付後症例に対するフォローアップを予定通りに継続している。今後2023年3月が最終フォローアップとなる見込みである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2020年度以降の新型コロナウイルス感染症の流行を受け、実施施設である川崎市立多摩病院の一般入院数が減少し、更に患者家族の院内立ち入りが制限されたことにより当初計画よりもエントリーが遅延した。対処として、2020年度に研究計画のうち同意取得のプロセスを微修正して倫理委員会承認を得てエントリーの効率化を図っており、この効果もあり2021年度中に当初予定のサンプルサイズに達することができている。

今後の研究の推進方策

前述の通り、予定された新規症例登録は完了しており、今後は2023年3月までのフォローアップの継続を行う。同時に、2022年度には欠損データ補填のための追加での電話フォローや薬剤情報の再確認を行う。また、2023年4月以降に実施する統計解析及び論文作成の準備を並行して実施する。

次年度使用額が生じた理由

当初予定された国内外学会出張や、研究会議に伴う経費全般がCOVID19流行に伴い不要となった。このことに加え、COVID-19流行に伴い症例エントリーに難渋したこともあり、2年間を予定したエントリー期間が3年間に延長した。このため、2023年度もフォロー継続が必要となっている。2023年度の使途はフォローアップに必要な研究補助員人件費、及び学会出張、論文投稿準備などに使用予定である。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi