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2019 年度 実施状況報告書

統合失調症の身体運動認知における運動リハビリテーション効果の神経科学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K15515
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

松本 有紀子  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80647131)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード統合失調症 / 身体運動知覚 / 社会認知 / 集団スポーツ
研究実績の概要

統合失調症患者における身体運動知覚、社会認知、社会機能と、運動との関連性を評価するため、統合失調症患者12名、健常者15名を対象として、biological motion知覚課題、神経認知課題、社会認知・社会機能尺度を行った。また、集団スポーツにおける運動特性を評価するため、フットサル競技中の被験者やボールの動きを位置取得用カメラで記録、計測した。運動解析の結果、パス偏位角度は統合失調症群において健常群よりも有意に小さかったが、パスミスやパス角度では群間差は認められなかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

集団スポーツにおける運動解析はパラメータ設定が難航したが概ね終了している。

今後の研究の推進方策

今後は本年度に解析したパス偏位角度などの運動特性指標と各種認知課題成績、心理指標の関連性について解析を行い、論文化する予定である。

次年度使用額が生じた理由

出張が予定よりも少なく、旅費を計上していたほど使用しなかったため。

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公開日: 2021-01-27  

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