研究成果の概要 |
食道扁平上皮癌細胞株KYSE450に対してX線、陽子線、重粒子線照射を行い、照射後6時間, 24時間, 72時間, 5日, 7日時点でmRNA seqによる遺伝子発現解析を行った。またSTING, STAT1 knockout cellでの応答についても比較検討した。放射線照射後6時間後に変動する遺伝子、biological pathwayは3つの線種で大きく異なっていた。一方で24時間後から5日かけてその共通性は高くなり、免疫応答関連遺伝子の発現も類似していた。陽子線、重粒子線照射でもSTING, STAT1ノックアウト細胞株での免疫応答は大きく低下していた。
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