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2023 年度 研究成果報告書

定量的評価を用いた、早産児の縦断的な脳成熟パターンの同定

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15677
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関九州大学

研究代表者

園田 有里  九州大学, 大学病院, 特任助教 (10813909)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード早産児 / 脳波定量的解析 / 脳成熟パターン / てんかん / 正期産児
研究成果の概要

本研究の目的は、脳の機能的結合と脳体積のデータを統合させて脳の定量的評価を行い、早産児一人一人について、精度の高い脳成熟パターンを明らかにすることである。実際には、近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)を用いた脳の機能的結合の解析に苦慮したため、同様に脳の機能的結合を評価する目的で正期産児のてんかん症候群の児について、脳の成熟過程を反映していると考えられる脳波パターンを見出し、脳波形状の定量的解析を行った。それにより年齢による脳波の形態的差異が明らかとなった。発達期の脳の成熟過程を反映している可能性および、脳成熟パターンの病態解明に有用であると考えられた。

自由記述の分野

小児神経 脳波解析

研究成果の学術的意義や社会的意義

正期産児のてんかん症候群の児について、脳波形状を定量的に解析し、脳の成熟過程を反映していると考えられる脳波パターンを見出した。年齢による脳波の形態的差異が明らかとなったことは、発達期の脳の成熟過程を反映している可能性および、脳成熟パターンの病態解明に有用であるとともに、発達障害などの神経発達症の早期診断・早期介入や予後予測に今後有用となる可能性が示唆された。

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公開日: 2025-01-30  

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