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2019 年度 研究成果報告書

ステロイド感受性ネフローゼ症候群の病態発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15712
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

堀之内 智子  神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (30754593)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード小児特発性ネフローゼ症候群 / 自己抗体 / 疾患感受性遺伝子
研究成果の概要

本研究ではこれまで発見されていない小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群の発症に関与する自己抗体の発見や単一遺伝子異常によりステロイド感受性ネフローゼ症候群を発症しうるの分子の発見を目的とし、最終的には、それらの発見に基づいて疾患特異的な治療の開発を行うことを目指す。我々は既に小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群の発症に関連する可能性のある分子をいくつか同定し得た。現在はその機能解析やそれらの分子のもたらす相互作用を明らかにする研究を進めているところである。

自由記述の分野

小児腎疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

小児特発性ネフローゼ症候群(INS)は、最も発症頻度の高い小児慢性腎疾患であり、我が国で年間1000人程度が新規に発症するとされている。小児INSの80~90%はステロイド投与により寛解を得られるステロイド感受性ネフローゼ症候群(SSNS)であり、その約30%をしめる重症例では、頻回の再発のコントロールが難しく治療に難渋する。そのため、病態解明とそれに基づいた根本療法の開発が急務である。本研究では、SSNSに関連する分子が明らかとなり、その病態解明が進んだことで、根本療法の開発に近づいたといえる。

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公開日: 2021-02-19  

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