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2018 年度 実施状況報告書

非アルコール性脂肪肝疾患の病態におけるレクチン経路、第二経路の影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15789
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

林 学  福島県立医科大学, 医学部, 助手 (80745787)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード非アルコール性脂肪肝疾患 / 補体
研究実績の概要

本研究は、補体活性化経路の中でもレクチン経路と 第二経路に注目し、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の病態におけるそれぞれの関連を、ヒトNAFLD患者の血清や、 MASP-2欠損マウス、そしてMASP-3欠損マウスを用いて解明することである。現在、レクチン経路を欠損しているMASP-1欠損マウス、そして第二経路を欠損しているMASP-3欠損マウスを用いてNASHモデルマウスを作成中である。モデルの作成ができ次第、補体活性化経路とNASHモデルにおける病態との関連を、血清そして肝組織を評価することで解析する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

MASP-1欠損マウス、MASP-3欠損マウスはそれぞれ欠損マウスは出生しにくく、また出生しても死亡してしまうことがあるためモデル作成が遅れている。

今後の研究の推進方策

MASP-1欠損マウス、MASP-3欠損マウスの交配数を増やして、解析に必要なマウス頭数を確保する。また、モデル化ができ次第、補体活性化経路とNASHモデルにおける病態との関連について、血清における補体やサイトカイン、そして肝組織における障害や補体沈着の程度を評価することで解析する予定である。

次年度使用額が生じた理由

マウスの作出がおくれているため、物品購入しなかったため。

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公開日: 2019-12-27  

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