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2019 年度 研究成果報告書

膵癌におけるインフラマソームおよびASCの役割と癌進展との関連

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15819
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

小泉 光仁  愛媛大学, 医学部附属病院, 講師(病院教員) (40748307)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード膵癌 / ASC
研究成果の概要

本研究では炎症の中心的役割を果たすタンパク質複合体であるインフラマソームと、その重要な構成タンパクであるapoptosis-associated speck-like protein containing a CARD(ASC)に着目した。そのほかのインフラマソーム構成タンパクと比較して、ASCは膵臓の非癌部より癌部に多く発現していた。複数の膵癌細胞株において膵管上皮細胞株と比較してASCが発現しており、膵癌細胞株のASCを減少させると、癌細胞の細胞増殖が抑制された。

自由記述の分野

膵臓病

研究成果の学術的意義や社会的意義

膵癌に対する分子標的治療が開発されているが、その治療効果は十分ではなく、新しい治療ターゲットの確立が必要である。本研究により、ASCが膵癌の増殖に寄与していることが明らかになった。膵癌においてASCを標的とした新しい治療法の確立につながると考えられた。

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公開日: 2021-02-19  

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