• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

CUL3ユビキチンリガーゼの接着分子輸送制御による新規腸管抗炎症治療法の検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K15822
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

尾関 啓司  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (70750610)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード炎症性腸疾患 / 接着分子 / インテグリン
研究成果の概要

ヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)及びヒト白血病細胞株を用いて、それぞれCUL3遺伝子ノックダウン下でのE-selection、ICAM-1、ICAM-2、VCAM-1、MAdCAM-1、インテグリン各α 鎖、β鎖のウエスタンブロット(WB)法によるタンパク質量変動解析、並びに蛍光免疫染色法 による細胞内局在解析を行い、インテグリンα 鎖、β鎖の発現量の低下を確認し、次にAlphaScreening法を用いて、責任BTBPの同定を試みたが、適切な標的蛋白を同定することができなかった。

自由記述の分野

炎症性腸疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在本邦をはじめ潰瘍性大腸炎の患者は右肩上がりの増加を認めている。多くの新規のサイトカインや接着分子などリンパ球のトラフィッキングに関わる薬剤の新規開発が近年認められる。しかし、残念ながら今のところすべてを解決する治療法は確立されていない。今後も、既存治療効果を高め、更なる新規機序の薬剤開発の継続は必要だと考えられて今回の研究成果は今後の潰瘍性大腸炎の治療効果を高めていく可能性がある。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi