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2019 年度 研究成果報告書

心筋増殖転写因子の同定と急性期心筋梗塞の新規治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15861
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53020:循環器内科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

萩庭 頌  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00772584)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード再生医療 / 遺伝子治療 / 細胞周期
研究成果の概要

in vitroで胎児期心筋細胞に特異的発現する24の転写因子を用いてスクリーニングを行いTbx6を同定した。そしてin vivoの実験系で、生体内の成熟心筋細胞に遺伝子導入を行い成熟心筋細胞を増殖させた。さらにマイクロアレイを用いた網羅的な解析により、新規心筋増殖転写因子が細胞周期レギュレーターの発現を変更することによって、生後および成体のマウスの心臓における心筋細胞の増殖を促進することを確認した。

自由記述の分野

心筋再生

研究成果の学術的意義や社会的意義

心筋細胞は胎児期では盛んに増殖するが、生後は再生能力をほとんど失うため、一度心筋障害を受けると回復は困難である。我々は、心臓内の自己の細胞から心筋を作製する、新しい心臓再生研究に取り組んでいる。本研究は、胎児期の心筋細胞に特異的に発現する転写因子の中から、成熟心筋細胞の分裂を促進させる新規因子を同定し、心筋自体を分裂させる新しい心臓再生法を開発することが主眼である。

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公開日: 2021-02-19  

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