研究成果の概要 |
左室収縮能(LVEF)が40%未満の心不全症例(HFrEF)の中で、標準的薬物療法による左室リバースリモデリング(LVRR)の発生を予測する画像所見を検討した。1年後の心臓超音波検査でLVRRが得られた症例は50%であり、有意に脈拍数が低値(HR:p 0.019),EF高値(HR 1.34 : p 0.014)、Late H/M比高値(HR 77.7 : p 0.027),Wasuout rate低値(HR 0.91 : p 0.023)であった。心臓MRI所見では遅延造影の重量%が低値、Native T1値低値例がLVRRを得られやすい傾向はあったものの有意差は得られなかった。
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