研究課題
112人のST上昇型急性心筋梗塞患者を対象に糞便の腸内細菌メタゲノム解析、TMAOを計測し、TMAO高値がその後の動脈硬化進展と心血管イベント発生と関係していることをScientific Reports誌に発表した。現在も症例エントリーを続けている。さらに、腸内細菌メタゲノム解析、TAMO結果と血小板凝集能の結果を今年の日本循環器学会総会で発表した。ヨーロッパ心臓病学会でも発表予定である。論文作成も進めている。今回の研究業績を元に、太陽化学、摂南大学、京都府立大学とともに食物繊維を用いた無作為化試験の計画を進めている。
3: やや遅れている
患者エントリーに時間を要したため。
腸内細菌ゲノム解析、TAMO結果と血小板凝集能の関係の結果をヨーロッパ心臓病学会でも発表予定である。論文作成も進めている。さらに腸内細菌と動脈硬化の関係が明らかとなってきたため、介入研究に発展させていく。食物繊維を用いた無作為化試験を現在、太陽化学、摂南大学、京都府立大学とともに計画を進めている。
患者エントリーが遅れたため、研究費も残額が生じた。現在も患者エントリー中であり、次年度にTMAOや腸内細菌叢ゲノム解析費用として使用する予定。
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