M. avium感染がマウスの肺組織におよぼす影響を探索するために、M. avium感染2カ月後の野生型マウス肺組織で、RNA-seqによる網羅的な遺伝子発現解析を実施した。その結果、TLRシグナルの活性に加えて、Th1、Th17免疫、PD-1経路、Nrf2経路の重要性が明らかになった。 また、抗酸化ストレス因子であるNrf2遺伝子の欠損マウスにM. aviumを感染させる実験を実施し、Nrf2はHO-1とNramp1を制御することでM. avium感染に対して防御的に働くことが明らかになった。
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