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2020 年度 研究成果報告書

Effect of high fat diet and aging on lung stem cells

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15934
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53030:呼吸器内科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

尾崎 真理  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 研究員 (90772286)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードlung stem cells / high fat diet / aging / alveolar cells / mitochondria / calorie restriction
研究成果の概要

高脂肪食(HFD)と肥満は、心血管疾患などの病気の危険因子である。 しかし、HFDは最近、肺を含む他の臓器に悪影響を与えることが示されている。 HFDが肺に影響を与えるメカニズムはこれまで研究されていなかったため、HFDが肺の老化や幹細胞と呼ばれる特定の細胞に及ぼす影響を調べたいと思う。
HFDは、ミトコンドリアの数と機能の低下、肺の炎症と上皮幹細胞の増殖の増加など、肺にさまざまな潜在的に有害な影響を引き起こすことがわかった。 HFDの観察された効果のいくつかは、「加齢による」変化に似ている。 低カロリー食に切り替えると、HFDによって誘発された変化のいくつかが逆転した。

自由記述の分野

pulmonary medicine

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本人の食生活は欧米型の高脂肪食(HFD)に近づいている。この傾向のもとでは、肺をはじめとした臓器への影響を理解せねばならない。高脂肪食は肺の機能を損ない、肺の老化を加速させるが、カロリーを制限することにより、この現象を減速させることができる。これは食事を改善させることにより健康を促進できることを意味する。

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公開日: 2022-01-27  

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