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2020 年度 研究成果報告書

プロテオーム解析による重症薬疹の早期診断バイオマーカーの検索

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16020
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53050:皮膚科学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

濱 菜摘  新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (50529625)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード重症薬疹 / バイオマーカー / スティーブンス・ジョンソン症候群 / 中毒性表皮壊死症
研究成果の概要

Stevens-Johnson症候群および中毒性表皮壊死症をはじめとする重症薬疹は、発症頻度は稀であるが後遺症を残しやすく、致死率も高い。これまで早期診断、重症度予測ができるようなバイオマーカーの研究は十分とはいえず、本研究ではプロテオーム解析を用いた網羅的な探索により新規バイオマーカー候補であるgalectin-7を同定した。Galectin-7は疾患特異度が高く、早期診断に有効と考えられる。

自由記述の分野

重症薬疹、膠原病

研究成果の学術的意義や社会的意義

本邦の最近の統計によると中毒性表皮壊死症の致死率は未だ約30%と高い。Stevens-Johnson症候群および中毒性表皮壊死症では、いかに確実に早期診断を行い、早期治療を開始するかということが最重要であるものの、発症早期に正確な診断をすることは非常に困難である。そこで今回同定したgalectin-7のようなバイオマーカーが診断の補助として有用である可能性があり、早期診断に寄与できれば救命率が上昇する可能性がある。今後は臨床応用を目指していきたい。

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公開日: 2022-01-27  

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