研究課題
現在まで10例程度のランダム皮膚生検をしているが、当院では1例も、血管内リンパ腫の症例がなかった。このため、リンパ腫の細胞株を樹立はできていない。代わりに、今までの血管内リンパ腫の症例の病理切片を使用して、その病態の解明を進めている。例えば、リンパ腫の細胞ではCD40が産生され、血管内皮細胞では、そのリガンドである、CD40Lが産生されていることが、本研究で明らかとなった。これが、腫瘍細胞と、血管との相互作用をし、血管内リンパ腫の特異な病態に貢献しているものと考えられる。
4: 遅れている
現在まで10例程度のランダム皮膚生検をしているが、当院では1例も、血管内リンパ腫の症例がなかった。このため、リンパ腫の細胞株を樹立はできていない。
今後は、血管内リンパ腫の症例が現れるのを待ちつつ、今までの血管内リンパ腫の症例の病理ブロック標本を用いて、研究を進める。
今後も、細胞の培養や、組織の染色で費用がかかる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)
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