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2020 年度 研究成果報告書

樹状細胞サブセットによるGVHD制御機構の解明とその応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16096
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

福田 有里  和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (40770847)

研究期間 (年度) 2019-02-01 – 2021-03-31
キーワード樹状細胞 / がん免疫 / 移植片対宿主病
研究成果の概要

樹状細胞は機能的特性の異なる様々なサブセットから構成されている。本研究では、ケモカイン受容体XCR1を発現する樹状細胞(XCR1+DC)に関する独自の遺伝子改変マウスを用いて、XCR1+DCへがん抗原を送達させることにより有効な抗がん免疫が得られること、移植片対宿主病(GVHD)におけるXCR1+DCの役割を示すと共に、樹状細胞によるI型インターフェロン産生を制御する新たな機構を示した。

自由記述の分野

免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、樹状細胞がいろんな細胞集団から構成されていることがわかってきているが、まだ臨床への応用に関しては十分とは言えない。今回、特に、XCR1+DCに関する遺伝子改変マウスを用いて、XCR1+DCという樹状細胞サブセットへの抗原送達により有効な抗がん療法の可能性を示したことは、XCR1+DCに関する遺伝子改変マウスが樹状細胞研究に有用であることを示すと同時に、抗がん免疫療法に関して新たな方向性を提示した点で社会的意義も大きい。

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公開日: 2022-01-27  

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