研究課題
本研究はピーナッツアレルギーのごく少量経口免疫療法研究(VLOIT study)の介入前後の検体を用いる予定としている。VLOIT studyは現在介入、非介入群を合わせて20人の登録に至った。介入を終えた参加者ではピーナッツへの耐性閾値上昇が認められており結果が期待できる印象を持っている(試験継続中のため解析未)。IgE抗体価、IgG4抗体価の測定も順次進めている。しかし、研究目標登録数には至っておらず、研究登録の延長手続きを倫理委員会に申請し承認を得た。研究登録を加速するべく地域連携を図った。また、ごく少量のアレルゲン摂取での免疫耐性獲得についての研究進捗情報について、海外の動向についても情報収集した。舌下免疫療法での研究は行われているが、経口免疫療法としての研究は報告されておらず、今後も本研究を勧める意義があることが確認できた。卵に対する耐性獲得メカニズムとして、IgG4等のアフィニティー測定に関しては、測定可能な検体を選定中である。
3: やや遅れている
研究登録数が予定に満たないため。
研究登録を加速すべく、地域連携を図る。
研究登録が予定未満となり、アフィニティー測定にまで至らなかったため。今後研究登録を加速させて、終了後に測定を行いたいと考えている。
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