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2020 年度 研究成果報告書

GPIアンカー特異的切断酵素;GPI-PLDの生理病態学的意義の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16229
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分54040:代謝および内分泌学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

藤島 裕也  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (10779789)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードGPI-PLD / 脂肪肝 / 肥満症 / 2型糖尿病 / メタボリックシンドローム
研究成果の概要

GPI-PLD遺伝子は肝臓で高発現しており、脂肪肝や糖尿病状態では肝臓での遺伝子発現と血中濃度が有意に上昇することが分かった。また、初代培養肝細胞を用いた細胞実験やGPI-PLD欠損マウスを用いた検討により、GPI-PLDは生理活性脂質である肝ジアシルグリセロール(DAG)量を直接的に変化させることで、脂肪肝進展やインスリン抵抗性に関与している可能性があることを初めて明らかとした。

自由記述の分野

糖尿病・内分泌・代謝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

肝GPI-PLDの生理・病態的な役割はこれまで未知であったが脂肪肝や糖尿病の発症・進展に関わる可能性ならびに、その想定されるメカニズムの一端を、本研究により明らかにすることができた。
GPI-PLDは酵素であることから、その阻害薬による糖尿病や脂肪肝の治療展開も期待され、新たな治療薬の開発につながる可能性が導かれた。

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公開日: 2022-01-27  

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