劇症1型糖尿病患者由来iPS細胞から分化誘導して得られたインスリン陽性細胞を含む細胞においてサイトカイン刺激にて上昇したCaspase3活性が25HCを投与することで有意に低下することを、また免疫染色において劇症1型糖尿病患者iPS 細胞由来インスリン陽性細胞に占める活性型Caspase3陽性細胞の割合は25HCを投与した場合には有意に低下することを見出した。 また血中25HC濃度をGC-MS/MSを用いて測定することに成功し、微量血液サンプルでの25HC濃度測定系の樹立の目途を立てることができた。
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