研究課題
若手研究
直腸癌転移モデルによる放射線治療によるAbscopal効果についての直接的な解析はモデル作成に難渋したため、機序解析を困難であった。一方で、直腸癌術前化学放射線療法施行患者において、低GNRI群、高P-CRP群、低LCR群、高RDW群がそれぞれ、有意時に全生存期間、無再発生存期間において予後不良であることを証明した。直腸癌化学放射線施行患者における様々な癌免疫・炎症・栄養関連の新たな診断マーカーの有用性を検証できた。
消化器外科学
本研究結果を用いることで、直腸癌化学放射線療法における新たな予後マーカーの可能性が示唆された。