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2021 年度 研究成果報告書

肺がんの強力な予後予測因子であるperiositinの分子機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16432
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所)

研究代表者

高橋 莉恵  地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 共同研究員 (00773954)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード肺癌
研究成果の概要

癌細胞と癌細胞周囲の微小環境が相互的に作用して癌の進展を促進することが癌間質相互作用として認識されている。申請者らは、微小環境に発現しているペリオスチンが肺癌の悪性度を促進することを見いだした。ペリオスチンノックアウトに移植した肺癌は、有意に腫瘍形成量が原発巣でも転移巣でも低下した。リコンビナントペリオスチンによって肺癌細胞株の浸潤能が増加した。以上のことからペリオスチンは肺がんにおいて腫瘍促進的に働くと考えられた。

自由記述の分野

腫瘍生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

肺癌におけるあたらしい予後不良因子を同定した。今後の肺癌治療開発における基礎データを得ることができた。

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公開日: 2023-01-30  

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