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2018 年度 実施状況報告書

イソフルラン麻酔メカニズムにおけるアストロサイトCRACチャネルの重要性

研究課題

研究課題/領域番号 18K16490
研究機関大阪市立大学

研究代表者

堀 耕太郎  大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (60735827)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード麻酔
研究実績の概要

現在はスライスパッチクランプ機器のセッティングを行っており、パッチクランプ台とその除震設定、顕微鏡・カメラのセッティングやファラデーケージの作成といった基本的なものは完了した。顕微鏡が当大学で以前から使用していたものを使うため、マニピュレーターの固定に特注の固定具が必要であり、現在はその調整中である。セッティング完了後、ノイズの除去等を行いパッチクランプ記録に適した環境を作成する予定である。スライサーは当大学共同研究室に整備されているため、そちらでの実験環境の整備も行っており、移動式の二酸化炭素・酸素混合ガス(95% O2, 5% CO2)ホルダーを用いてスライサーを使用できることは確認済である。
ノックアウトマウスに関してはアメリカからの輸送の手続き中であり、それまではパッチクランプのセッティングが完了後にwild typeマウスを購入し、実験条件の最適化を行う予定にしている。Wild typeの動物実験計画は当大学動物実験施設にて承認を得た。遺伝子組み換え動物の承認も既に取得しており、現在はノックアウトマウス受け入れに際し、ウイルス感染症検査を輸送前にアメリカで行う手続きを行っている。当施設指定感染症検査が全て陰性である事を確認した後にノックアウトマウス輸送の手筈となっている。ノックアウトマウス到着後はパッチクランプ記録に加えて、麻酔薬を用いた行動実験も行う予定のため、wild typeマウスでその予備実験も行っておく。行動実験の機器は以前に同様の実験を行っていたため、同じものを用いて行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ノックアウトマウスの到着が予定より遅いため

今後の研究の推進方策

ノックアウトマウスの到着前に実験環境の最適化を行い、到着後にすみやかに計画通りの実験を行えるように準備しておく。

次年度使用額が生じた理由

ノックアウトマウスの到着が予定より遅れたため次年度使用額が生じたが、到着後は予定通りの額の使用が見込まれる。

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公開日: 2019-12-27  

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