現在熱中症における意識障害の原因解明研究をすすめている。研究の柱は3つあり、①ラットモデルを用いた病態解明、②臨床研究による熱中症性脳症の臨床像解明、③レジストリーデータを用いたリスク因子の抽出である。 ①熱中症ラットモデルを用いた熱中症性脳症のメカニズムを解明:ラットモデルの安定化をはかっている。 ②熱中症患者における熱中症性脳症の臨床像解明:現在多施設研究を実施する準備をすすめている。 ③熱中症レジストリーを用いた熱中症性脳症の疫学調査:HeatStroke Study2017-2018のデータ解析を現在すすめている。
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