研究課題/領域番号 |
18K16528
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
柏木 友太 旭川医科大学, 医学部, 助教 (70648336)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | Sepsis / Sirt3 / β受容体遮断薬 / PGC1α |
研究実績の概要 |
2018年度は動物モデルの作成、生存曲線の作成と心エコー測定・血圧測定、その結果に基づき生存率が最も解離する時点での心臓・血液を採取し、ウェスタンブロッティングと免疫染色用のスライド標本を作成する予定であったが、年度後半に米国から帰国したため、帰国後は研究を開始するための情報収集を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
具体的な研究を開始するための情報収集段階にあり、細かい実験プロトコルを早期に決定して実行に移す予定である。
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今後の研究の推進方策 |
当初の計画にそって動物実験から開始する。留学中は脊髄のミトコンドリア関連たんぱくの研究に従事していたため、2019年度はそれらの知見・テクニックを応用し、論文作成までのデータを収集する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
(理由)スケジュール遅れに伴い情報を収集する期間となったため、研究開始に至らなかった。 (計画)本年度の計画として、まずマウス盲腸結紮穿刺法による生存率50%程度のSepsisモデルを作成する。麻酔下に心エコー測定を行い心機能の経時的変化を評価し、収縮能や拡張能が最も低下する時点で心筋を摘出する。そして左室心筋のSirt3及び関連遺伝子の定量的評価をqPCR、ウェスタンブロッティングを用いて行うことを目指す。
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