• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

高気圧酸素療法は薬物濃度に影響する

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K16534
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55060:救急医学関連
研究機関岐阜大学

研究代表者

神田 倫秀  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (40421177)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード高気圧酸素療法 / 組織中薬物濃度
研究成果の概要

臨床において治療効果を発揮するだけの薬物濃度を対象組織で保つために、PK(薬物動態)/PD(薬力学)理論に基づいた抗菌薬投与を行うことが推奨されているが、壊死組織や臓器不全の存在により適わないことも多い。高気圧酸素治療 (HBOT) とはチャンバー内に患者を収容し、大気圧より高圧環境の中で酸素を吸入させることで病態改善を図る治療であるが、感染症における治療効果は十分なエビデンスがない。申請者は本研究において、HBOT施行群は非施行群と比較し、薬物組織濃度が上昇していることを確認し、その要因としてMembrane transporterのGene setが亢進していることが確認された。

自由記述の分野

救急集中治療医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的は、HBOTによるPK/PDに影響する遺伝子解析を行い、HBOTの薬物濃度増強効果を確かなものとすることである。これは救急領域におけるHBOの普及につながる可能性を持ち、救急分野におけるインパクトは非常に大きい。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi