研究課題
2020年3月に開催されたSociety of Critical Care MedicineのAnnual congress (Orland)にて発表しNational Early Warning Scoreの我が国での有効性と機械学習を用いた警告スコアの開発結果を論文作成した。執筆した論文はAcute Care Medicine and Surgeryに投稿しrevisionを一度受け、再投稿している状態である。この研究で既存の早期警告スコアの有用性が示せ、National Early Warning Scoreの項目の予後予測への貢献度が明らかにできた。これにより最終解析でNational Early Warning Scoreを比較対象として新たに作るスコアリングシステムの有用性を検討できる状態となった。
3: やや遅れている
新型コロナウイルス感染症により研究に割けるエフォートが下がってしまったことが原因となっている。現在は診療もある程度安定化し、本研究へのエフォートも改善してきており期間内の研究終了を目指している。
現在は本研究の最終段階である、新レジストリを用いた我が国独自の早期警告スコアの開発に着手している。現在は基礎データのクリーニングをしている段階だが、機械学習に入力するためのデータ処理方法について課題が生じた。この課題を解決するために機械学習の専門家としてThomas Jefferson UniversityのMicheal Lee氏の協力を得て、解析を進める方針としている。
本年度は新型コロナウイルス感染症により研究に割けるエフォートが下がってしまった。次年度は最終解析の国際学会発表、および論文執筆の予定をしており、英文校正、投稿費用、学会参加費で使用予定である。
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