研究課題/領域番号 |
18K16561
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
光原 崇文 広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (80571801)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 神経再生 / 間葉系幹細胞 / 脳梗塞 / 脊髄損傷 / パラクライン効果 / 頭蓋骨由来間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
研究代表者らは、これまで独自に樹立した神経堤由来の頭蓋骨由来間葉系幹細胞を、脳脊髄疾患の神経再生細胞療法へ応用するため、その特性解析とともに脳梗塞モデル及び脊髄損傷モデルへの投与効果の検証をおこなった。骨髄間葉系幹細胞等に比べ、頭蓋骨由来間葉系幹細胞は神経細胞生存に有利なパラクライン効果が確認され、いずれの疾患モデルにおいても神経機能回復が優れている結果であった。
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自由記述の分野 |
再生医療
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経再生細胞療法の最適な細胞ソースの候補として、これまで我々は頭蓋骨由来間葉系幹細胞を樹立した.本研究では、頭蓋骨由来間葉系幹細胞の分子生物学的特徴を解析し,実際の神経再生治療への応用を見据えて脳梗塞及び脊髄損傷モデルラットを用いた研究を行い、優れた特性・効果を立証した.本研究を通し,頭蓋骨由来間葉系幹細胞を応用して今後期待される神経再生医療の細胞療法について、多面的な重要知見を得ることができた。
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