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2020 年度 実施状況報告書

オステオポンチンとロイシンリッチα2グリコプロテインを標的とした脳梗塞治療の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K16582
研究機関大阪大学

研究代表者

尾崎 友彦  大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (00723123)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードLRG1 / angiogenesis / ischemic stroke
研究実績の概要

本年度はVivo研究環境が調整段階であり、おもにvitro実験を行った。具体的には申請者が所属する脳神経外科でiPS細胞から脳オルガノイド作成を行う研究を行っており、その実験系を用いて脳オルガノイド2日目、42日目、70日目のLeucine-rich alpha 2 glycoprotein(LRG1)のRNA発現を調べた。そのほか、同時にFoxG1:前脳のマーカー、PAX6:radial gliaのマーカー、TBR1:layerⅥのマーカー、CTIP2:layerⅤのマーカー、SATB2:upper layerのマーカー、Oct3/4:未分化性のマーカー、VGluT1:興奮性ニューロンのマーカー、NKX2-1:腹側前脳のマーカー(interneuronを産生)、HIF1-α、VEGF-AのRNA発現量も調べた。結果としてiPS細胞の発現量を1とした時に、LRG1はDay42には約4倍、day70日には約3倍の発現量を認めた。HIF1αに関してはDay2とDay42では1倍を下回ったがDay70で約1.6倍、VEGF-Aに関してもDay2とDay42では1倍を下回ったがDay70で約4倍の発現となった。そのほか、Day70でFoxG1は約432倍、PAX6は約186倍、TBR1は約1195倍、CTIP2は約14倍、SATB2は約27倍、VGluT1は約148倍、NKX2-1は約6倍Day42とDay70で発現上昇を認めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究施設の改修工事により遅延しております。

今後の研究の推進方策

動物実験施設の改修による実験遅延をきたしており、in vitro研究を用いて研究を進めていく予定です。

次年度使用額が生じた理由

Vivo実験環境の遅れが生じているため。

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公開日: 2021-12-27  

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