研究課題
関節炎モデルを利用し、複数のリンパ組織におけるリンパ球サブセットの動態解析をフローサイトメトリーを用いて行った。腸管と全身の末梢血中では時系列毎にリンパ球の動態が異なることを明らかにした。また、次世代シークエンサーを用いて腸内細菌叢の解析も行った。関節炎モデルでは腸内細菌叢の特異的な変化が見られた。さらに便中の分泌型IgAの定量も行った。時系列毎に観察を行い、継時的にIgAの増加が認められた。
2: おおむね順調に進展している
関節炎モデルが作成されていたことにより、フローサイトメトリーによるリンパ球解析、次世代シークエンサーによる腸内細菌叢解析、さらに便中IgAの定量も進んだため。
さらに今後血中サイトカインの解析、関節組織の組織学的解析を行う予定である。
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