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2020 年度 研究成果報告書

男性不妊症における体細胞異常の解明と次世代に伝播しない新たな遺伝子治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16706
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

野崎 哲史  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (50813432)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードライディッヒ細胞 / ホルモン異常 / 精巣毒性
研究成果の概要

男性不妊症における補助生殖医療技術の進歩は著しく、顕微鏡下に精巣内精子を採取する手術は標準治療となった。しかし半数以上で精子は見つからず、新たな治療法の確立が必要である。そこで、私たちは生殖細胞でなく、精巣の体細胞に着目した。その結果、ライディッヒ細胞を分離することに成功し、ホルモン異常男性不妊症モデル動物における造精機能障害のメカニズムを明らかにした。

自由記述の分野

アンドロロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、精巣の体細胞であるライディッヒ細胞を効率よく分離することに成功した。また、LH-RH製剤を投与したホルモン異常男性不妊症モデル動物において、精巣間質の拡大とIL-6分泌の増加を明らかにした。今後、精巣間質の主体であるライディッヒ細胞をターゲットとする治療を行うことにより、次世代に伝播しない遺伝子治療が可能になると考える。

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公開日: 2022-01-27  

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