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2018 年度 実施状況報告書

不死化B細胞産生IgA異常糖鎖解析による腎移植後IgA腎症再発の病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16734
研究機関大阪大学

研究代表者

中澤 成晃  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (80759530)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード腎移植 / IgA腎症 / O型糖鎖構造
研究実績の概要

腎移植レシピエントおよびドナー患者の末梢血より末梢血単核細胞(PBMC)を採取し、EBウイルスをtransfectionさせ、不死化B細胞株(Bリンパ芽球様細胞株:B-LCL)を樹立する。このB-LCLは現在までに147例の患者PBMCからの樹立に成功している。さらにこのB-LCLをLimited dilutionを繰り返し、IgA高産生能のB-LCLの樹立にも成功した。現在抽出したIgA1の糖鎖解析を実施中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成30年度研究計画はおおむね検討できた。具体的な研究成果は研究概要に記したとおりである。

今後の研究の推進方策

さらにこのB-LCLをLimited dilutionを繰り返し、IgA高産生能のB-LCLの樹立にも成功した。現在抽出したIgA1の糖鎖解析を実施していく。そして得られた糖鎖構造の解析と疾患の関係を明らかにしていく。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用の試薬が予定よりも高額だった為、今年度予算を抑えた。繰越金で購入予定の試薬を購入する。

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公開日: 2019-12-27  

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