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2022 年度 実施状況報告書

特発性男性不妊症の病態解明、バイオマーカー開発のための精子・精漿プロテオーム解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K16739
研究機関横浜市立大学

研究代表者

竹島 徹平  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (80811603)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード特発性男性不妊症 / プロテオーム解析 / プロテオミクス / 精子
研究実績の概要

特発性男性不妊症患者と正常精液所見患者の射出精子中のタンパク質につき液体クロマトグラフィーによる質量分析を行い、2倍以上の発現量がみられ、分散分析でp<0.01となったタンパク質につき、特発性男性不妊症患者で発現低下がみられたタンパク質をコードする遺伝子27個につき、タンパク質データベースおよび発現量(normal abundance)、先行研究などから臨床的に重要な遺伝子(精子形成関連遺伝子Aおよびてんかん関連遺伝子B)を同定した。
AおよびBにつきウエスタンブロットによる発現のvalidationを行い、特発性男性不妊症患者で同タンパク質の発現量の低下が見られたことが確認された。追加検体についても現在検証を行っている段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

検体収集が遅れていたため、当初研究の進捗が遅れていたが、現在特発性男性不妊症患者の解析が終了したため、現在はおおむね当初の予定通りの進捗状況である。

今後の研究の推進方策

今後は、引き続き酸化ストレスに関連した特発性男性不妊症患者に対象を絞り、酸化ストレス関連タンパクの同定を予定している。

次年度使用額が生じた理由

既存の試薬および抗体を研究に使用することが可能であったため、当初の使用予定の物品費を使用せずに済んだことで次年度使用額が生じた

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公開日: 2023-12-25  

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