バイオマーカー候補として精子形成関連タンパク質(ミトコンドリア機能に関連)であるタンパク質A、てんかん関連タンパク質(繊毛・鞭毛に関連)であるBが特発性男性不妊群で発現低下していることが示唆された(Western Blotで検証済み)。
抗がん剤投与による造精機能障害患者と特発性造精機能障害患者の精子に発現するタンパク質を比較定量し、抗がん剤投与群でてんかん関連タンパクや酸化ストレス関連タンパクが高発現していることが示唆されたがWBで検証されず。今後は抗がん剤投与後に造精機能障害を有する患者と抗がん剤投与後に精液所見正常であった患者の精子中のタンパク質を定量比較する予定である。
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