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2018 年度 実施状況報告書

JNKシグナル抑制が卵巣癌幹細胞代謝に与える影響の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16754
研究機関山形大学

研究代表者

榊 宏諭  山形大学, 医学部, 医員 (80744458)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード卵巣癌 / がん幹細胞
研究実績の概要

研究計画では、我々が既に作成済みの卵巣癌幹細胞株および卵巣癌細胞株を用いて、通常の卵巣癌細胞株と卵巣癌幹細胞株での細胞内代謝経路を比較することで、がん幹細胞に特有の細胞内代謝経路および代謝産物を同定し、そこから癌幹細胞治療薬を同定する予定であった。
しかし、検討の結果、通常の卵巣癌細胞株と癌幹細胞株間で有意な差を生じなかった。再度検討したところ我々の保有する卵巣癌幹細胞株が継代を重ねたことが原因と考えられる癌幹細胞能の喪失が起きていることが判明した。
現在、再度新たな癌幹細胞株を樹立し検討を再開しているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

卵巣癌幹細胞の樹立を再度試みているが、樹立に時間がかかっているため。現在、細胞は順調に継代を重ねており、予定されている実験の開始を行えると思われる。

今後の研究の推進方策

現在、細胞培養を継続しており、今後当初予定していた実験予定にそって実験を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

当初今年度中を計画していた実験を完遂出来ていないため、研究費の繰り越しが生じた。本年は今年度計画していた計画分まで次年度に行う予定である。

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公開日: 2019-12-27  

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