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2018 年度 実施状況報告書

子宮体部類内膜癌に対するFoxp4転写因子の増悪化誘導作用の検証とその機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16794
研究機関金沢大学

研究代表者

小幡 武司  金沢大学, 医学系, 助教 (70748615)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード子宮体部類内膜癌 / Foxp4
研究実績の概要

本研究は子宮体部類内膜癌の浸潤・転移能亢進の増悪化にFoxp4の発現誘導が関与していることを作業仮説として掲げ、①臨床検体を用いた検証、②細胞株を用いた検証、③遺伝子改変マウスを用いた検討を行うことで、子宮体部類内膜癌の悪性化に対するFoxp4の関与に関する知見を得ることを目的としている。
①臨床検体を用いた検証では、ヒト子宮体部類内膜癌の手術検体154症例を用いて免疫組織学的にFoxp4の発現を観察したところ、リンパ節転移あるいは術後再発を認めた症例ではFoxp4が高発現していることが確認された。Foxp4発現をweak、moderate、highに分類して臨床経過との関連を解析したところ、Foxp4発現とDisease free survivalとの間に相関関係が認められた。
②細胞株を用いた検証では、ヒト子宮体癌細胞株を用いて実験を行った。これらの細胞株においてFoxp4をノックダウンさせ、proliferation assayおよびsoft agar colony formation assayを行い、細胞増殖能および腫瘍形成能の解析を行った。Foxp4をノックダウンさせた細胞株では足場非依存性増殖能の低下を認めた。また、マウス子宮体癌細胞株において、Foxp4のノックダウンおよび過剰発現させた細胞をマウス皮下に移植して腫瘍形成を解析したところ、ノックダウンした細胞ではコントロールに比べて腫瘍径の縮小、そして過剰発現させた細胞ではコントロールに比べて腫瘍の急激な増大を認めた。
③遺伝子改変マウスを用いた検討はまだ実施していない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

臨床検体を用いた解析、細胞株を用いた解析は概ね終了し、予測された結果が認められており、ほぼ計画通り進行しているが、遺伝子改変マウスを用いた検証は未実施であるため。

今後の研究の推進方策

遺伝子改変マウスの実験および他の婦人科悪性腫瘍とFoxp4との関連について解析を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

既存の実験器具および試料を用いて実験することが部分的に可能であったため。

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公開日: 2019-12-27  

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