研究課題
本研究では慢性副鼻腔炎などをはじめとした気道炎症性疾患において、ペリオスチンがどのような役割を担うかの検討を目的としていた。最終年度では、鼻粘膜上皮からの炎症性物質の産生に対してどのように作用するかという点に関して、継続検討を行った。培養した鼻粘膜上皮細胞からの炎症性物質の産生に対して促進的に働く結果が見られ、気道炎症性疾患に対しては増悪因子として働くと示唆された。