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2020 年度 研究成果報告書

ペンドリン変異に対する機能解析に基づいた遺伝子型表現型相関の解明と薬剤開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16869
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター)

研究代表者

和佐野 浩一郎  独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), 聴覚・平衡覚研究部, 室長 (40528866)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード遺伝性難聴
研究成果の概要

日本人から同定されたペンドリン変異を中心に51種の変異について陰イオン輸送能の定量およびスプライシングに関する検討を行い、条件の安定化の完了により信頼性の高い測定系が完成し、論文として報告した。その測定系を応用して薬剤スクリーニングを施行し、有望な薬剤を同定した。さらにその測定系を応用しNKCC1(SLC12A2遺伝子)の機能解析法を開発し、SLC12A2遺伝子変異による難聴家系に関する報告に基礎的検討の裏付けを行った。

自由記述の分野

耳鼻咽喉科学、聴覚、難聴遺伝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年の遺伝子解析技術の進歩により多くの遺伝子バリアントが発見されるが、そのバリアントが難聴の原因になのかどうかの判断は非常に難しい場合がある。今回の研究で開発した解析法では効率的にバリアントの機能への影響を定量することが可能であることから、どのバリアントがどのように疾患に関わっているのかを定量化することができる基礎的データを構築することができた。

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公開日: 2022-01-27  

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