今後の研究の推進方策 |
Third window diseaseにおけるKeap1-Nrf2制御系の関与の検討 Keap1-Nrf2制御系に関するマウスを用いて、Keap1-Nrf2制御系の関与の検討を行う。ストレス負荷の方法として、third windowモデルマウスに対し、音響外傷モデルとして当科にて行っている音圧・時間(8-16kHz octave band noise, TTS: 89dB, 120min, PTS 105dB, 120min)にて音響を負荷する。 Nrf2が恒常的に活性化しているKeap1ノックダウンマウスを用いて、Nrf2活性化の効果を検討する。評価としては、負荷前後のABR、DPOAE、CAP、CMにて電気生理学的検討を行う。内耳有毛細胞カウントにて組織学的検討を行う。分子生物学的検討としてglutathione, Nrf2, HO-1, NQO1についてRT-PCRにてKeap1fマウス・Keap1f/+マウス・Nrf2ノックアウトマウス・WTマウスでの発現量を比較検討する。また免疫染色にてそれらの発現部位の検討を行う
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