研究課題/領域番号 |
18K16901
|
研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
関谷 健一 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 研究員 (60737948)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | MEG |
研究実績の概要 |
昨年度に引き続き症例検索を行ったが研究対象に適合する症例を得られなかった。その為対象条件を更に緩和して検索を行うことを決定した。 また、過去の計測データより様々な方向より解析を行い、片側難聴者における健聴側片側への音刺激に対する対側聴覚野と同側聴覚野での脳反応の比が健聴者の片側刺激よりも同側優位になっていることを確認した。これは平成30年10月17日神戸で開催された第63回日本聴覚医学会 総会・学術講演会にて口演報告した。 加えて、本研究に付随する新たな研究を計画した。刺激音およびプロトコールを作成し、健常者での実計測を行ったところ、有用なデータが得られた。その上で新たな研究に対しても症例検索を開始している。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
対象条件が厳しく症例検索に時間を要している
|
今後の研究の推進方策 |
本研究の症例検索を継続し、計測を行っていく。また過去の計測データの解析を順次行う。 新たな研究に関しては過去の研究時の被験者も対象となる為参加協力が得られれば、計測を行う予定である。
|
次年度使用額が生じた理由 |
本年度は当初予定していたよりも症例検索に遅れが生じ計測が行えなかったため謝金が発生しなかったが次年度は今年度分の謝金が必要となる。 今年度は計測用コンピュータおよび騒音計の購入を行っておらず次年度に行う予定である。
|