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2019 年度 研究成果報告書

角膜上皮細胞へのダイレクトリプログラミングが可能な薬剤開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K16930
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56060:眼科学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

北澤 耕司  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10760803)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワードダイレクトリプログラミング / 角膜上皮 / 転写因子 / 低分子化合物
研究成果の概要

角膜上皮細胞と病的上皮のモデルである表皮角化細胞のマイクロアレイデータを解析し候補薬剤を選択した。CMapを用いて、角膜上皮細胞で高発現している遺伝子を増強させる低分子化合物を8877選択した。そのうち、Scoreが90以上となり角膜上皮細胞で高発現となる候補低分子化合物を13種類、一方で、Scoreが-90以下となり角膜上皮細胞で低発現となる候補低分子化合物を48種類選択した。薬剤の投与期間、投与種類を様々な方法で検討したが、薬剤のみで角膜上皮細胞へリプログラミングできる薬剤を認めなかった。

自由記述の分野

医薬

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、網羅的遺伝子発現のデータを用いて、低分子化合物で角膜上皮細胞へのリプログラミングを可能とする薬剤開発を目指したが、結果的に本法では有力な候補薬剤を同定することはできなかった。しかし、本研究から得られたデータによって、化合物スクリーニング方法の改善など、さらなる研究の発展に貢献することができる。

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公開日: 2021-02-19  

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