アンケート手法である BREAST-Qや自尊心スケールや乳房再建で生じた主観的変化に影響を与える可能性があるデータは取得済である。しかし,頭部MRI応用技術であるVoxelbasedmorphometry,Diffusion tensor imaging,Functional MRIなどにおいては,撮像条件の調整を行いつつ,より有効なデータ取得を継続中である.現時点では,患者の主観的評価とMRIを用いた客観的評価の相関については,撮像条件や対象患者数の不足が原因と思われるが,統計学的な有意差が出るには至っていない.引き続き症例の積み重ねを行い,学会発表・文作成を行って行く予定である.
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