Biotubeは0.3mm、ラットの腹腔内リンパ管は0.2mmと口径が大変小さいため特殊な吻合法を開発し実施した。7-0から9-0のナイロンモノフィラメントをリンパ管へガイドナイロン糸として挿入しておくと6-0や5-0のより口径の大きいナイロンモノフィラメントが挿入しやすいことを発見した。この口径が大きいナイロンモノフィラメントをステントして11-0、12-0のマイクロ糸針で吻合を行った。この方法で0.1mm以下口径の脈管も吻合できるようになった。論文にまとめて報告した。biotubeの開存率はほぼ100%であるが長期開存は確認できない。コラーゲン性であるため術後の狭窄が原因であると考える。
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