歯科用内視鏡を双眼化し内視鏡画像から三次元像を構築する手法の開発が本研究の目的である。結果として、既存の双眼歯科用実体顕微鏡と試作歯科用内視鏡および開発した接続アダプターを組み合わせて、歯科用実体顕微鏡で根管内視鏡画像を観察できるシステムを構築した。また、内視鏡プローブを歯科用顕微鏡と接続し小型化を目指す取り組みの中で、レンズ付きアダプターを開発した。これは口腔内カメラや歯科用顕微鏡のような既存のイメージングデバイスに対し内視鏡プローブを接続できるようにするもので、2019年に特許を取得した(特許第6593785号)。
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