研究課題/領域番号 |
18K17102
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
大場 英典 東京医科大学, 医学部, 兼任助教 (60817261)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | インプラント / VR / ヘッドマウントディスプレイ / 内視鏡 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、画像環境を実際にそこにあると感じさせるコンピューター技術であるバーチャルリアリティ(VR)技術により、ヘ ッドマウントディスプレイ内に内視鏡およびナビゲーション像を現出させるインプラント手術システムを開発し、インプラント手術の確実性、安全性を高めるとともに、手術習熟のための教育応用を目指すことである。また、本システムを構成する内視鏡、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ナビゲーションシステムは、すでに単独で医療機器承認が得られており、研究期間内に、HMD内に最適なVR画像を構築し、模型を使用しその精度を検証することにより、即時の臨床および教育への応用を目指す。 令和2年度は顎骨の実際の症例のCT画像からPloPlan CMF (materiarize社)を用いシミュレ ーションを行い、3Dプリンターにて顎骨モデルを作製した。顎骨モデルをレジストレーションし、実際に手術室でのHMDを用いた内視鏡もしくはナビゲーションシステム補助VRインプラント模擬手術を行い、その有用性に関して通常のモニター使用下での模擬手術と比較検討した。 模擬手術によってHMDを用いた内視鏡もしくはナビゲ ーションシステム補助VRインプラント手術は通常のモニター使用下での手術と比較しその有用性が示唆され、その結果を基に日本口腔インプラント学会と日本顎顔面インプラント学会それぞれの学術集会で成果発表を行なった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
模擬手術によってHMDを用いた内視鏡もしくはナビゲ ーションシステム補助VRインプラント手術は通常のモニター使用下での手術と比較しその有用性が示唆され、その結果を基に日本口腔インプラント学会と日本顎顔面インプラント学会それぞれの学術集会で成果報告を行うことができたため。
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今後の研究の推進方策 |
今後はHMDを用いた内視鏡もしくはナビゲ ーションシステム補助VRインプラント手術に関して統計解析、論文作成、成果発表を行う予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
論文投稿が未完了であったため。 使用計画:次年度の論文投稿費等の経費として使用する予定。
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