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2022 年度 研究成果報告書

口腔内装置の一体型と分離型の違いが, 閉塞性睡眠時無呼吸症の治療に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17140
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

石山 裕之  東京医科歯科大学, 東京医科歯科大学病院, 特任助教 (50782273)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード閉塞性睡眠時無呼吸 / 口腔内装置 / 上下一体型 / 上下分離型 / 治療効果 / 患者満足度 / 副作用 / QOL
研究成果の概要

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)に対する口腔内装置(OA)療法は, 構造的に上下一体型OAと上下分離型OAに分類される. 本研究は, 一体型OAと分離型OAの前向きでの比較研究を行う前に, エビデンスの評価を行うため, システマティックレビュー及びメタ解析を行い, どちらの構造が有効かを調査した. スクリーニング後, 最終的には2本の論文が残り, メタ解析を行った所, 一体型OAは分離型OAよりも無呼吸低呼吸指数(AHI)を有意に低下させ, 患者満足度についても有意に高い結果となった. よってOSA患者に対しOA療法を行う際, 分離型OAよりも一体型OAの方が有効である事が示された.

自由記述の分野

歯科補綴学, 睡眠歯学

研究成果の学術的意義や社会的意義

OAの構造について, これまで一体型, 分離型どちらが有効かについて議論が分かれていたが, 本研究の結果は臨床医がOA療法を際, 装置の設計を考える上での指標となる. 一体型OAはOSA治療効果だけでなく, 患者満足度も良いという事から, 総合的にも有効な装置である事が示された.

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公開日: 2024-01-30  

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