研究課題
若手研究
顎顔面領域にDual Energy CT(DECT)プロトコルを確立し、DECT画像から算出したパラメータが、扁平上皮癌の転移リンパ節の診断に有効であるか検討した。5mm以上の頸部リンパ節を対象とし、40,70,100keVにおけるCT値の変動と、リンパ節内のヨード含有量を求め、病理診断との相関を求めた。転移リンパ節は非転移リンパ節よりも造影剤取り込みが有意に小さくなる傾向が見られ、DECTは転移リンパ節内の病理学的変化と関連する可能性が高いことが示唆された。
歯科放射線
顎顔面領域において、DECT画像から算出したパラメータが扁平上皮癌の転移リンパ節の診断に有用である可能性が示唆された。