シェーグレン症候群患者と健常者の耳下腺CT画像および耳下腺・顎下腺の超音波画像を使用し、人工知能による診断精度の検証を行った。結果はCT・超音波画像ともに経験の浅い読影医よりも診断精度が高く、熟練した放射線科医と同等であることを示した。従って、人工知能によるシェーグレン症候群のCTおよび超音波画像診断精度は、放射線科医の診断のサポー トに成り得ることが示唆された。さらに我々は、シェーグレン症候群患者、健常者に加え唾石症により炎症を併発している患者を対象に追加し、それら3種類の超音波画像を人工知能がどのくらいの精度で分類できるか調査し、熟練した放射線科医と同等の診断精度であることを示した。
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